地域包括支援センターについて
センター長ごあいさつ
センター長 本多 恵利
平成12年に三鷹市からの委託を受け、地域の総合相談窓口として『在宅介護支援センター』を開設し、平成18年から『地域包括支援センター』として事業展開をしております。
誰もが「年を重ねても病気になっても自分らしく暮らしたい」と願う一方で、ライフスタイルの変化や核家族化が進むなど家族だけで介護することが難しい状況になってきております。
人生における価値観は多様であり、身体機能や経済状況は、高齢期の生活に大きな影響を及ぼします。地域包括支援センターは、お一人お一人ごとに「今そして未来」をこのまちでご一緒に作っていく総合相談と、介護予防のための地域活動に取り組んでおります。また、地域の専門機関や団体との連携が大切と考え、チームでサポートすることを心がけております。
在宅療養や介護、これからの暮らしについて、お一人で悩まず、まずはご相談ください。
支援内容
ご病気や障害によってお体が不自由になった高齢者、またその介護をされるご家族等が、福祉サービス等を活用して、ご自分らしく過ごしていただくための相談支援を行っています。介護保険要介護認定の申請も受け付けています。
- 介護予防マネジメント
- 要介護認定において要支援1・2と判定された方等で介護予防サービスが必要と判定された方が対象となります。
要支援1・2の方を対象に、重度化を防止し改善につなげるサービスの適切な実施のために、サービス利用計画(ケアプラン)の作成を行い、サービス実施後に効果を評価し必要に応じてメニューの見直しを行います。 - 総合的な相談・支援
- 高齢者やその家族の方などからのさまざまな相談を受けます。相談内容に応じて、行政機関、介護サービス事業者、各種ボランティアなどの必要な社会支援サービスや制度が利用できるよう支援します。
- 権利擁護事業
- 高齢者虐待の対応や悪質な訪問販売などによる消費者被害の防止、成年後見制度活用の仕方などを支援します。
- 包括的・継続的マネジメント
- 高齢者一人ひとりの状態の変化に対応した長期ケアマネジメントを後方支援するため、ケアマネージャーの日常的個別指導・相談・助言やネットワーク構築にあたります。また、困難事例に対する助言などを行います。
センターでは保健師(または経験のある看護師)、社会福祉士、主任ケアマネージャーが中心となって、介護予防に関するマネジメントをはじめとする高齢者への総合的支援を行っています。