当院について
病院長ごあいさつ
病院長 佐藤 文哉
当院は井の頭恩賜公園から南へ吉祥寺通りに面した、レンガの外壁が向かいの杏林大学井の頭キャンパスと良く調和した病院です。春には病室から眺めるキャンパスの杏の花と、続いて満開となる当院の桜が見事です。夏は玄関前のひまわりも立派です。秋の夜空には30万キロ以上離れた月が正面に大きく見え、タイミングが良いと400キロ上空を横切る国際宇宙ステーションも見つけられます。
三鷹市を含む北多摩南部二次医療圏の救急患者さんを積極的に受け入れるほか、回復期リハビリテーション、緩和ケア病棟の指定を受けており、日本医療機能評価機構認定病院でもあります。また、人間ドックや健康診断、訪問看護、介護などのサービスも提供しています。診療科・部門には、内科・総合診療部門、外科・救急医療部門、リハビリテーション・整形外科部門、緩和ケア部門、画像診断部門、内視鏡部門があります。
私の専門は感染症で、18年間お世話になった大学病院ではAIDSやマラリア、腸チフス、デング熱などの診療と教育に取り組む傍ら、院内感染で問題となる耐性菌の予防対策や、抗菌薬の適正使用に従事していました。ブドウ球菌のバイオフィルムを研究する機会を得て、バイオフィルムを作るブドウ球菌、作らないブドウ球菌がある事や、多糖体、タンパク質、細胞外DNAがバイオフィルムの主たる構成成分であることを報告させてもらいました。2016年に縁あって当院に着任し現在に至ります(小学校から大学卒業まで過ごした実家は吉祥寺にあります)。COVID-19が2020年からパンデミックとなり、2021年の第5波では当院もコロナ病棟を開設し、多くのコロナ患者さんの診療にあたりました。当時は現在のように、検査キットや抗ウイルス薬、ワクチンが普及しておらず、診断や治療に難渋したことを思い出します。
これからも地域の皆様の健康の維持、向上に少しでもお役に立てるよう、当院創立の理念である「医療の前に人あり」を思いながら、職員一同が力を合わせて取り組んでまいります。皆様のご指導やご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
概要
- 名称
- 医療法人財団 慈生会 野村病院
- 所在地
- 東京都三鷹市下連雀8丁目3番6号
TEL:0422-47-4848(代) - 理事長
- 野村 幸史
- 病院長
- 佐藤 文哉
- 副院長
- 尾藤 誠司
- 看護部長
- 太田 勝子
- 予防医学センター所長
- 瀬谷 彰
- 野村訪問看護ステーション所長
- 石橋 佳代子
- 三鷹市連雀地域包括支援センター長
- 本多 恵利
- 内科・総合診療部門長
- 佐藤 文哉
- 外科・救急医療部門長
- 阿南 匡
- リハビリテーション・整形外科部門長
- 竹内 秀実
- 緩和ケア部門長
- 高杉 知明
- 画像診断部門長
- 仲村 明恒
- 内視鏡部門長
- 丁 守哲
- 予防医療部門長
- 瀬谷 彰
- 在宅医療部長
- 吉野 秀朗
- 設立年月日
- 昭和27年11月3日
- 許可病床数
- 133床
一般病棟 77床
緩和ケア病棟 12床
回復期リハビリテーション病棟 44床 - 標榜科目
- 内科、外科、整形外科、形成外科、リハビリテーション科、放射線診断科、脳神経科、神経内科、緩和ケア内科、内視鏡内科、臨床検査科、糖尿病内科、循環器内科、呼吸器内科、血液内科
- 施設基準等
- 救急指定(二次)
看護基準
一般病棟(77床)10対1
緩和ケア病棟(12床)7対1
回復期リハビリテーション病棟(44床)13対1
リハビリテーション
脳血管疾患等リハⅠ・運動器リハⅠ・呼吸器リハⅠ - 認定等
-
- 日本内科学会認定教育関連施設
- 日本消化器内視鏡学会指導施設
- 日本緩和医療学会認定研修施設
- 日本人間ドック健診専門医研修施設
- 日本総合健診医学会健診専門医研修施設
- 日本外科学会外科専門医制度関連施設
- 日本医療機能評価機構認定病院3rdG
- 日本人間ドック学会健診施設機能評価認定施設Ver.4.0
- マンモグラフィー検診施設画像認定施設
- NCD登録施設
- 杏林大学医学部付属臨床研修協力施設
- 武蔵野赤十字臨床研修協力施設
- 東京慈恵会医科大学臨床研修協力施設
- 併設施設
- 予防医学センター・訪問看護ステーション・三鷹市連雀地域包括支援センター
- 職員数
- 総職員数430名(2022年4月1日現在)
うち、常勤医師 19名
非常勤医師 81名